初めてのペアリング プロの視点からの意見が何よりの信頼でした。
私たちは東北の復興支援で出会いました。職場を共にする中、いつしか生涯を共にする伴侶へと互いの立場が変わっていました。
結婚指輪を考えたとき、一生に一度のものであるので、知り合いである由希さんに頼もうと思いました。また、正直に何を選んでいいかわからなかったので、信頼している人に相談しながら作りたかった気持ちもあります。
カウンセリングをしてもらい、素材や太さなどをサンプルで試しながらイメージを掴んでいきました。話し合いののちに、ラフスケッチを描いてもらい、提案と要望を重ねながら、ワクワクするデザインのものができました。
結婚指輪を買うことは、はじめてのことなので、正直良し悪しがわかりません。そんなときにこちらの不安や要望を汲み取ってくれ、プロの視点からの意見をいただけました。ともに作っていく過程で、既製品を買う感覚でなく、自分たちが関わったものという意識が産まれ、愛着が増しました。
仮リング(フルオーダー製作過程の原型)のやりとりがあることで、たとえイメージにズレがあっても、すり合わせができる安心感がありました。今も私たちの手元に輝いているリングは、生涯を共にする希望の指針です。