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Uターン後長年積もった悩みが解決したはなし

Uターン後、仕事上でものすごーく困ったことがやっと解決した。

今日はジュエリーではなくコンサル業の話。

鶴岡商工会議所主催の事業アクセルプログラム前半が終わった。全10回で私は前半5回担当。やったのはマーケ×事業戦略基礎×営業。一呼吸できたというか、「終わった」という思いでホッとしている。

冒頭に書いた困ったこととは、
東京だと「優しすぎる!」と指摘される私が鶴岡だと「厳しすぎます。。」と言われること。これが長年の悩みだった。

都心では(営業、特に外資にいたら)成績を出せなければ簡単に降格・転勤させられる。だから必死に働くしかなかった。その結果、感情や甘えは必然的に排他するようになった。

ところが鶴岡・酒田ではそうはいかない。「結果より感情?仲良しが優先なの?」
と思わず言いたくなる状況が山ほどあった。

こんな私も「嫌われなくない」
「地方で嫌われたら居場所ないかも」と悩んだ時期があり、最近まで数年もモンモンとしていた。

でも去年年末頃からかなー。
「もうどーでもいいや!クライアントのために真剣に向き合って何が悪い。「もっと優しくして。もっと甘えさせて。」とズブズブに甘えてこられたら軽やかにお断りしよう!」と思った。それでいい。それで嫌われるなら友達なんていなくていいし、仕事がなくなったらバイトしたらいい。どっかに引っ越したらいいや。海外もいいな〜。なんて思ってた。

そんな中始まったプログラム。
やはり似た状況が発生した。
宿題を出さない。提出しないのに、個別コンサルを求められた。

一瞬怒りが湧いた。そして一晩考えた。「切り捨てるのは簡単。でもそれを決めるのは私じゃない。自分のできるラインをシンプルに提示して、相手の反応を見てみよう。」

求めてきた方に
「宿題を提出していなければ、サポートはできかねます。」と返信した。
すると「気分が乗らなかった。その理由はできない自分と周りと比較してしまったこと。またPCがうまく使えず、みんなができていることが私にはできないことで、さらに行動が停滞したこと。全部自分の甘えだと気づいた。でも今からできることを全部するから個別コンサルしてほしい。」という返信が届いた。

「素晴らしい人だな」
と心底思った。なんと器が大きい人なんだ。もしかしたら、これまで甘える環境があったからそこに乗っかってきてしまったのかもしれないと思った。それなら私は自分のスタイルを貫いて接していこう。自分の殻を破る代わりに助けて欲しいという彼女の声に最大限向き合っていこうと決めた。

この画像は最終日。一人ひとり握手をして目を見ながら一言「ありがとう」を言うワークをした。その時、この人が私に言ったこと。

「愛で包んでくださってありがとうございました」

不覚にも泣いてしまった。ベタベタの依存的な関係じゃなくていいと言ってくれたんだ!感じれる人は賢く強く、大きな人だと思う。私がすごいんじゃない。この人がすごい。

▷このプログラムで実施した概要
Day.1:MVV作成、ゴールデンサークル
Day.2〜Day.3:
自己理解(セルフイメージ、知的資本、PEST、バリューチェーン、強み発掘)
USP作成
ペルソナ、ペルソナインタビュー
Day.4:ビジョン・MVP作成
(1ヶ月間各自効果測定)
Day.5:己と事業を内省し言語化、シェアする。

改めて見るとめっちゃモリモリー!!!
皆さん必死についてきてくれたし、
行動量とスピードがDay.1とDay.5でめっちゃ変わった!尊敬を感じるほどに笑

そしてDay.6〜Day.10はタカちゃん(伊藤大貴)のwebマーケにバトンタッチです。タカちゃんよろしくね!

▷今やり始めたこと
8月末から勉強を始めた。
一年かけて資格を取得したいと考えている。コンサルの仕事を地方でも本格的にやっていこう!と決めた。

私はエリートではなく、むしろできないタイプだった。知能レベルも普通。同僚が簡単にマスターできたことが私には3倍時間をかけないとできなかった。それだけ要領が悪い。だからこそできない人の気持ちがよくわかる。できない人の理由や、どうしたらできるようになるかを必死で考えたいと思う。だから「私がやらねば誰がやる!」とキャシャーン風に思っている。

朝4:30前に起きてストレッチし、5:00から勉強を始める。1.5時間ほどやると体が固まるのでジョギングに出る。汗をかいてシャワーを浴びて朝ごはん。そして仕事に行く。夜は残り1.5時間また勉強する。

このサイクルをこれから続けていく。やっと9:00就寝ができるようになってきて、体も慣れてきた。

こんなに努力しているのは生まれて初めてで、でも清々しい。これからも表裏なく開けっぴろげに生きていきたい。