News&Blog

はぐくむ湖畔の写真展を終えて今思っていること(散文)

▷気づき

目に見えない世界だって見ようとすれば見える

これが正解と決めた瞬間にそれは終わりを告げる

関係の深さは距離にも回数にも比例しない

県外で初めて写真展をした

”心があったかい”って目で見れるんだー

と新たな世界を知れた3日間だった

今回お借りしたのは株式会社はぐくむがオープンしているカフェ湖畔。

コミュニティカフェ はぐくむ湖畔

はぐくむとの出会いは武者修行プログラムを通じて出会ったぐっちがきっかけ。

ぐっちはこの会社で働いているプロのコーチで

友達のココアと3人でランチしたのが去年の年末。

その場所が湖畔だった。

はぐくむのホームページを見たらノックアウトされた。

こう書いてある。

株式会社はぐくむ

==========

HOPE

願いとともに、自然を生きる

世の中の常識や慣習を当然だと受け入れるのではなく、

心から湧き上がる願いとともに対話を重ね、

自分の中の自然を生きられる社会をつくります

https://hagukumu.co.jp

==========

湖畔という名前の由来について教えてもらった。

「美しい湖は、そこにいる人の姿を美しく映す」

(ちょっと違うかもだけどこのようなニュアンス)

だそうだ。

それはHAYASEが実現したい理想と

とても通じていたから運命を感じた。

それでぐっちにお願いして

開催させていただけることになった。

湖畔でも個展は初めての試みだったけど、

快く応援してくれた。

山形を飛び出して

物販するわけでもなく写真展?

しかもジュエリーって。。

と、話すとみんな目が?になるんだけど、

まず来てもらえたら分かるって信じて準備した。

でも当日を迎えて思ったのは「甘かった」ということ。

友人や東京のお客様に

以前から声掛けしていたのだけれど、

インフルエンザ大流行や共通テスト、

その他色々な事情で

来てくれる予定だった人たちがほとんど来れなくなった。

そんなことってあるの?

ってくらい次々に「ごめん」連絡が入る中、

私の心はどんどん暗くなっていった。

「こんな素敵な場所を提供してくれてるお店の人たちにほんと申し訳ない。。」

「誰も見てくれなくて恥ずかしい」

と3分くらい落ち込んだ。

私にはゆうちゃん(大阪在住)という

本当の姉のような存在がいる。

困った時、嬉しい時、怒った時は

大概ゆうちゃんに話を聞いてもらっている。

今回も湖畔のテーブルから

砕け落ちそうな自分を必死に保ちながら電話をかけた。

すると奇跡が起こった。

いつも忙しいゆうちゃんがなんと電話に出てくれたのだ。

事情を話す。

すると

「ええんちゃうん、それでー」

と間の抜けた返事。

「来てくれたお客さんとか、カフェのお客さんに楽しく見てもらうだけでええやん。ユキちゃんすぐ結果にとらわれるからな〜。いつもの型にハマってるやん笑」

そうだった。。

私はつい、経費をペイしなきゃとか何か形に見える結果を残さなきゃやばいと思う癖がある。

注力するのは経過であり、結果はついてくるものだ。

でもいつもそう。。

心が弱くなるとつい結果を意識して暗くなってしまう。

そんな時だった。

湖畔のマネージャー大ちゃんがお客様に話しかけているのが目の端に入った。

「今ジュエリーの写真展やってるんです。良かったら奥にデザイナーさんもいるのでご覧になってくださいね。」と言ってくれていた。

そして私の方にやってきて「あの方興味ありそうですよ。声かけてみてください。」とニコッ。

”大ちゃん!!!オーマイガー!(心の声)”と私は心の中で叫んだ。

そこから気持ちを切り替えて、

カフェのお客様に話しかけていった。

そこから気持ちがどんどん変わっていき会期は終わった。

蓋を開けてみると、10年ぶりに闘病しながら会いに来てくれた友達、ふと連絡取ってない間2年間留学してた友達、いつメンの大好きなお兄ちゃん、高校の同級生夫婦、逗子からマイメンファミリー&百子、なんと山形在住のバイオリン奏者などなど想像をはるかに超えるメンバーが3日間で来てくれて、みんなゆったり楽しくおしゃべりやご飯を楽しんで帰って行った。

来場者がいっぱいだったらこの人たちとゆっくり話せなかったし、もしかしたら今後の人生で2度と会うことがない人もいたかもしれない。そう思うと、”時は今”のメンバーだったと思う。

話せた内容も一人ひとり深くて、今ここだから話せたことだったように感じる。

また湖畔スタッフの大ちゃん、素敵な女の子たち(名前聞くの忘れたけどとにかく親切で素敵)、ぐっち、小寺さんなど皆さんが温かい心を運んでくれたから、私を含め来てくれたみんなが「ここ居心地いいねぇ〜」と言い残して帰っていった。

それが本当にすごいことだと思う。

驚くほどみんな自然だった。

あたたかな心は温かな空気をつくり、そこに新しい世界を作るのだ。

うまくまとまらないけど、

こんなにたくさんの人が地球上にいる中で

すれ違っても気づかない人がいるし

まるで幼馴染のように一瞬で引き合う人もいる。

一緒にいる時間が長いとか、

回数が多いとかは心の距離には何も関係しない

関係に名前がないから面白い

名前をつけた瞬間にそれは終わる

これがゴール、これが正解と決めた瞬間にそれは終わりを告げる

そうだ!と納得した時、人はだいたいズレている

全て一緒で全て繋がってる

”こんなふうに生きよう”と自分の言葉で表してそれを身に体して生きれたら最強

と思えた三日間でした

はぐくむと湖畔の皆さん、お客様、出会ってくれた皆さんとあの空気全てに感謝とリスペクトを捧げます

そしてこれからも旅するように生きていきたいと思います。

心の日記。

*写真は3日目を終えた大ちゃんと私

*湖畔

・井の頭線 東松原駅下車 徒歩20秒

・ヴィーガンの食事ができます

TOP