News&Blog

情熱的な相棒 《About Story》

ヨーロッパで暮らしていた頃に
あまりの美しさに一目ぼれした
真っ赤な琥珀。

 


琥珀といえば
中に虫が入っていたり
大きくて若い私が手にするには
ファッションと合わせるのがちょっと難しい。
そんなイメージだった。

 


でもこのペンダントは
小さくてコロンと美しいドーム型。
イタリアのドゥオモの屋根のような。
大聖堂の辺りを散歩した時に
広大に広がる空の夕焼けにも似た
そんな琥珀だった。
珍しくて私は自分の人生に連れて歩くことにした。

 


琥珀は天然樹脂の化石であり、宝石だ。
植物から宝石が生まれるなんて
ロマンチックだと思う。
植物はいつか枯れて散って種を残す。
そしてまた種が発芽して成長する。
それを繰り返す。

 


一方で、半永久的に残る琥珀まで生み出すんだから
植物ってすごい。
草食系って言葉があるけど、
こんなに美しい産物を生み出せるなら
私も草食系になってみたいな。

 


ペンダントトップが一部壊れてしまって
つけることができなかった時に
ジュエリーの修復家に出会った。
想像より早く、元の形に戻してくれて
また私の元へ帰ってきた。
愛しい真っ赤な私の琥珀。
また共に人生を歩もうぞ。

 

◇About Story◇
このストーリーの裏話をメルマガでお届けします。
ここでは紹介しない、もう少し深いお話。
こちらよりご登録ください。

 

https://forms.gle/ZGwjnU65LsewjAiZ8