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真円なパールがルネサンスならいびつなパールはなんと言えるのか

グレイッシュのあこや真珠、イヤリングをお客様の元へ。
 
真円じゃなく少しいびつなフォルムをバロックパールと呼びます。Baroque(バロック)はポルトガル語で「歪んだ」を意味し、そこからバロックパールと呼ばれるようになったそうです。
 
なぜポルトガル?と思い調べてみたのですが、そもそもバロックはいびつな丸い大岩や穴などを指していたそう。
 
でもこの言葉、一般的には17世紀のイタリア美術様式でよく目にしませんか?バロック様式といえばルネサンスの均衡取れた優美さに反してダイナミックな動きや明暗の強調が特徴です。
バロックパールはいびつで不規則な丸さが特徴。そのおかげで真珠の虹色のテリは見る角度や動きにより面白い表情を見せてくれます。
 
まさに真円のパールがルネサンスとすれば、いびつなパールはバロックといえますね。世界に唯一無二の形であるバロックパールのイヤリング、身につける方の個性との相乗効果でさらにダイナミックな魅力になることでしょう。